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青山霊園

 投稿者:竜野 天馬@管理人メール  投稿日:2009年12月13日(日)22時28分58秒 tetkyo127100.tkyo.te.ftth2.ppp.infoweb.ne.jp
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  ということで、兆民先生のお命日に当たるので、例年のごとく青山霊園の兆民中江先生えい骨之標におまいりしてきました。

天気予報だと午前中は晴れのはずだったのに、朝からどんよりな曇りで若干意気阻喪。

それでも10時過ぎくらいにたどり着き、お参りを済ませて写真を何枚か。
すると、霊園管理事務所の係員が声をかけてきました。

「青山霊園では、個人のお墓を写真に撮るのは原則禁止なんです」

ん?

10年以上、青山霊園に通って幕末・明治をはじめとする歴史上の著名人の墓を写真に収めてきたが、んなことただの一度も言われたことがないぞ。

当然、猛抗議。

「それは一般の人の墓の話ですよね? こちらは、歴史上の人物の墓を見学しているだけです」

でも、その係員は、原則禁止の一点張り。

いや、そりゃさ、墓は聖域だってのは分かるし、たとえ歴史上の人物の墓だって、それなりに敬意と節度は必要だってのも十分承知してますが。
でもさ。
歴史上の人物の墓は、「史跡」でもあり、ある程度公共的な意味を持つものだろうに。一般人のそれとは、おのずから意味合いが違ってくるはず。
節度を越えて聖域を侵害するのはまずいが、節度の範囲内で、「史跡」の写真を撮るくらいは許されていいのではないか?
第一、歴史上の人物の墓を写真に収めることが禁止されちまったら、多くのアマチュア歴史ファンのささやかな楽しみが大幅に奪われることになっちまう。
ってか、青山霊園では、「青山霊園歴史的墓所ガイド」というパンフレットを発行していて、そういう歴史散策の場として霊園を利用することを奨励さえしているのだが。そのパンフレットにも、もちろん節度を守って見学することは謳われているけれど、写真を撮っちゃだめ、なんて一言も書かれていないんですが。
矛盾してるんじゃないか。

係員は、「公に発表する写真なら(たとえば本にして出版するとか)なら、遺族の許可をもらって来い」というのだけど、そもそも青山霊園の歴史人物の墓は、無縁墓になってるのも多い。兆民中江家の墓所もそうで、兆民の子丑吉は子供を作らなかったから、今は中江家の家系は絶えているのだ。どうやって許可をもらえばいいんでしょうか。
というより、そもそも、アカデミックな研究ではなく、個人のささやかな歴史趣味の場合、いちいち史跡の写真を撮るたびに遺族の所在を突き止めて許可なんてもらってられないだろう。むしろ、遺族の方だって、ゴマンといる歴史ファンがいちいち撮影の許可を求めてきたら、そっちのほうが迷惑なんじゃないのかなあ?

係員とは、結局「公に発表する写真ではなく、あくまで個人の歴史趣味の範囲で撮っているものだから」ということで妥協したんだけど。

青山霊園がよい14年目にして初めてこんなことを言われた理由をちょっと考えたんだけど、例の事件のとばっちりなのではないかと思う。

篠山紀信が、青山霊園の他人の墓に踏み込んで、ヌード写真撮影したってやつ。
あの事件のあおりを食らって、一介のの歴史ファンのささやかな楽しみにまで、細かいこというようになったんじゃないかなあ。
そうだとすれば、本当に迷惑な話ですな。
篠山紀信のやったことは、明白に「節度」を踏み外している。
ああいうのが排斥されるべきなのは当然でしょう。
だからといって、節度を守って撮影している個人歴史ファンにまで累を及ぼさなくってもよさそうなもんですが。

※mixi日記に載せた文章を若干手直しして再掲しています。
 
 
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